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【オペラ豆知識1】
オペラは、舞台上で衣装を着けた出演者が演技を行なう点で演劇と類似しているが、台詞だけでなく、大半の部分が歌手による歌唱で進められることが特徴である。
歌手は、器楽合奏により伴奏されつつ歌い演じ、伴奏は多くの場合、交響楽団規模の編成に及ぶ。
初期ロマン派までのオペラでは、歌唱には二つの様式がある。一つはレチタティーヴォ(朗唱)で、会話を表現するものであり、普通の朗読に近い抑揚で歌われる。
もう一つは、ソロ(独唱)で歌われるアリア(詠唱)や、複数の歌手が歌う重唱(アンサンブル)あるいは大勢で歌う合唱で、通常の歌唱である。
これらの様式は、みな伴奏を伴う。
レチタティーヴォは、古典派の時代まではチェンバロのみで伴奏されるレチタティーヴォ・セッコと、管弦楽伴奏によるレチタティーヴォ・アッコンパニアートがあり、前者は会話的な抑揚で語るように歌う。
後者は、直後のアリアや重唱の導入として置かれることが多い。

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